モラハラ

モラハラ加害者がなぜモラハラをする考え方になるのかの理由を知ろう

この記事を読むのに必要な時間は:約 9 分 です

 

モラハラ加害者は

何故モラハラをするのでしょうか

どうしてあのような考え方をするのか

疑問に思っている方も多いと思います

 

そこで今回はモラハラ加害者が何故

モラハラをする考え方になってしまうのかを

考えたいと思います

 

目次

間違った前提で生きているから

 

モラハラ加害者は

自分を欠点のない完璧な人間だと

誤解しているからモラハラをします

人は自分が完璧だという誤解をすると

必ず同じような道を歩き始めます

他人の些細な失敗を理解することが出来なくなり

責めたり侮辱したりするような人間に

変わってしまうんです

 

例えばあなたが買い物をして

醤油を買い忘れたとします

そんなことは、誰でもする些細なミスです

それを「お前は頭がおかしいな」と

責めるようになります

そんなミスをするなんて信じられない

ありえないと大げさに騒ぎます

誰でもするような小さな失敗を

理解することが出来なくなるんです

 

自分を完璧だと間違う理由

 

では何故、自分を完璧だと

誤解してしまうのでしょうか

それは「自分はそんなことしない」という

間違った前提で物事を見ているからです

 

例えば、あなたがジャガイモの皮をむこうとして

ジャガイモを掴んだら

ツルっと滑って落としてしまったとします

他人の失敗を理解できる人は

何が原因で起きたことかが分かります

なので「ジャガイモって滑るよね」と

失敗を理解することが出来ます

 

では、自分は完璧な人間であるという

誤解をしてしまった人はどうするのでしょうか?

あなたがジャガイモを落としたのを見て

「はい!出た!」と喜んでバカにし始めます

 

「俺はそんなミスをしない」という

間違った前提があるから、そのように考えるのです

だから何を言っても無駄です

「自分だってそういう時があるでしょう」と反論をしても

「俺はそんなことしないから」とバカにして終わります

 

その「俺はそんなことしないから」

という思い込みが、モラハラの原因なんです

モラハラ加害者は

同じようなことをいっぱいしているでしょう

それなのに、どれだけ自分が同じことをしていても

どれだけ目の前に現実があっても

「俺はそんなことしないから」と

現実を見ないで妄想をしてしまうから

モラハラ加害者の考え方を持つようになります

 

他人を理解できるという賢い生き方

 

他人の些細な失敗を理解することが出来るとは

どういうことでしょう

他人の失敗を見て

自分の身にも起きるかもしれない失敗だと

考えることが出来るということです

自分も他人も不完全だから

間違うことも失敗することもあるということを

知っているのです

それが賢い人の考え方です

 

他人のミスを見て

「自分はそんなことしないから」と妄想をする人は

自分はミスをしたことがない

完璧な人間であると誤解をします

他人の勘違いを見て

「自分は勘違いなんてしないから」という

妄想をする人は

自分の頭の中は全てが正しくて

周りが全部間違っているという勘違いをします

それは愚かな人の考え方です

 

他人が全部間違っているという妄想

 

モラハラ加害者は

あなたにどんなことを言われても

「自分はそんなことしない」という前提で

受け止めます

 

あなたがモラハラ加害者に好きな食べ物を伝えたら

「お前そんなものが好きなの?味覚のセンスがないよな」

と「自分はそんなことしない」という

妄想が始まります

普段自分が

おいしいと食べているものでさえも否定します

あなたに何かを選ばせてから

「お前そんなもの選ぶの?」

と「自分はそんなことしない」という妄想を始めます

 

あなたとモラハラ加害者では

価値観が違うから、違うものを選びます

それが現実です。その現実に

「自分はそんなことしない」という妄想を入れることで

「自分が全部正しくて、あなたが全部間違っている」という

妄想が出来るんです

 

その妄想をしている間は

自分を完璧な人間だと思い込めます

モラハラ加害者はそうやって現実から逃げているんです

 

妄想という麻薬に依存している

 

人間は自分が完璧だという妄想をすると

すごく気持ちよくなることが出来ます

自分は完璧だと妄想をしている間は

万能感が出てすごく気持ちいいんです

モラハラ加害者はこの気持ちよさに夢中になっています

妄想は麻薬と同じなんですね

 

この、妄想という麻薬はそれだけ気持ちがいいんです

だからモラハラ加害者は必死になって

もう一度気持ちよくなろうとします

麻薬に依存してしまった人は

現実のことなんてどうでもよくなってしまうでしょう?

妄想という麻薬に依存してしまうと

現実のことなんてどうでもよくなってしまうんです

 

だからモラハラ加害者に

どれだけ現実を指摘しても無駄になります

「自分はそんなことしない」という妄想をして

気持ちよくなることに夢中だからです

夢中になって、あなたの言葉を全部否定します

そして他人が全部間違っているという

妄想をしている間に人生が終わります

それだけの一生です

 

人はそうやって人生を破滅させていくんです

妄想という快楽はそれだけ恐ろしいのです

 

現実が見えなくなった人の末路

 

モラハラ加害者が料理をしようとして

ジャガイモをポロっと落としてしまった時は

どうするでしょう?

しきりに首を傾けて

「おかしいな~、おかしいな~」とずっと言っています

理由は「自分はこんなことしないはず」だからです

自分は完璧だという誤解があるから

「自分はこんなことしないはず」なんです

ひどい時は

「自分はこんなことしないはずだから

悪いジャガイモだった」

という結論を出します

モラハラ加害者はこれから変わることなく

何でも周りのせいして

ずっと首をかしげて生きていくんです

それでは一生

人として成長をすることが出来ません

それは愚かな人がする生き方です

 

モラハラ加害者はあなたが何を伝えても

「自分はそんなことしない」としか

考えることができません

「あぁ、この人は自分はそんなことしないという

妄想の世界に閉じこもってしまい

現実を見ることができなくなってしまったんだ」

と確認をして、あなたは現実の世界を生きてください