毒親

毒親があなたを侮辱する理由とその本当の目的

この記事を読むのに必要な時間は:約 10 分 です

 

毒親は何故、徹底的に

あなたのことを侮辱しようとしてくるのでしょうね

必死に何があっても否定出来る理由を探します

そんな人の関わっていると

心がすごく疲れてしまいませんか?

 

そこで今回は

毒親が何故子供のことを必死に否定するのか

を考えてみて

心を守る力を身につけましょう

 

目次

あなたの幸せが気に入らないから

 

毒親があなたを侮辱するのは

あなたが幸せになることが気に入らないからです

毒親は自分の人生に不満を持っています

毒親の隣であなたが幸せそうにしていると

毒親は嫉妬の感情で不快になります

「こんなに不快になっている人がいるのに

よく嬉しそうにしていられるな」と怒り

あなたの幸せを壊そうとします

 

人の性質から見る毒親の目的

 

毒親は

自分の過ちは絶対に認めようとしない性格を

持っています

何かを失敗したときは

ごまかしたり嘘をついたり、隠したりして

自分が失敗したということを絶対に認めません

 

毒親は自分の人生の何かに対して

失敗したという感情を持っています

でもその失敗を絶対に認めたくないんです

その失敗したという気持ちを隠すために

あなたの人生を否定します

そうすることで、失敗したのは自分ではなくて

自分の子供なんだと思い込めるからです

 

人生の責任転嫁

 

毒親は責任転嫁をする人間です

責任転嫁とは、自分の心に

「失敗した」という気持ちが出てきたら

その気持ちが満足するまで他人を責めることです

 

つまり自分の人生が失敗したという

気持ちが消えるまで

あなたの人生が失敗していると否定します

 

しかし、それで心を満足させられるのは一瞬です

数分もすればその気持ちよさはなくなります

何故なら現実は何も変わらないからです

だからまた、あなたの人生を否定し始めます

そうやって自分の人生から逃げているんです

 

完璧ではないというごまかし

 

毒親は子供の人生が失敗していると思い込むために

完璧ではないという理由を使います

あなたのことを

「完璧ではないダメな子供」として扱うことで

毒親は気に入らないのは自分の人生ではなくて

子供の人生なのだと自分の心をごまかせます

 

子供の人生が気に入らないから

自分の人生が気に入らないように感じるのだ

と思うことで、自分の人生は

何一つ失敗していないのだとごまかしたいのです

つまり、あなたを完璧ではない

ダメな子供として扱うこと自体が干渉の目的です

 

あなたを「完璧ではないダメな子供」

として扱うと毒親は

自分の「気に入らない」

という感情をごまかして安心できるのです

 

相手の目的を誤解しない

 

完璧でないことを責められていると

自分が完璧だったら

相手は満足するのかなという感覚が生まれます

そこで相手に

完璧を求められているという勘違いしてしまい

完璧であろうとすると、泥沼にはまります

 

完璧でないことを貶されると

完璧を求められているように見えますよね

しかし、自分の気に入らないという感情を満たすために

完璧じゃないことを貶すという方法をとるから

完璧を求めているように見えているだけです

 

だから毒親は

「別に完璧を求めてるわけじゃない」

と言いながら

あなたが完璧でないことを貶します

 

毒親があなたに求めているのは

「完璧であること」ではなく

「完璧でないと貶せること」です

完璧であることはむしろ逆で

優秀であるほど

「完璧じゃない、ダメな人間」として扱えなくなり

毒親の不満がたまります

 

だから、完璧であろうとしても

一生毒親に認められることはありません

 

子供側がする混乱

 

毒親が求めているのは

「あなたを完璧ではないダメな子供として扱うこと」です

すると、どのようなことが起きると思いますか?

 

子供側が何をしても

認められずに貶されるという環境になるんですね

 

例えば

テストで98点をとったら

間違えたことを責められます

しかし100点をとっても

この前98点だったことを咎められるんです

それは、完璧じゃない

ダメな子供扱いすることが目的だからです

「子供がテストでいい点を取ること」

を期待しているのではありません

 

100点をとって喜んでいると

喜ぶ姿をバカにされ侮辱されます

こんなことで喜ぶ

「完璧じゃないダメな子供」扱いができるからです

 

結婚や出産についても、

周りに比べて早かったら早すぎると

完璧なタイミングでないことを貶されます

周りに比べて遅かったら遅すぎると

完璧なタイミングでないことを貶されます

周りと同じだったら時期が重なっていて迷惑だと

完璧なタイミングでないことを貶されます

 

でも、毒親はあなたを貶しながら

「別に反対しているわけじゃないから」と言うんですね

それはあなたを

「完璧でない、ダメな子供」扱いをして

「自分の感情を満足させることが目的」だからです

 

ここで完璧を探そうとしてしまうと

子供は混乱します

「どれくらいがちょうどいいのか」とか

「自分にはどれくらいが合っているのか」を

自分で決める力を失います

何をしても否定されるので

正解が分からなくて混乱するようになるからです

そして、何も行動することが出来なくなります

 

あなたにとって大切なこと

 

ここで怒るのではなく

冷静に考えてみるという

違う方法を取ってみませんか?

あなたにとって本当に大切なことは

自分の人生が充実することではないでしょうか

毒親に怒ることでも

あなたの人生を認めてもらうことでもありません

たしかに

親から人生を認めてもらえることでも

心は充実します

しかしあなたが何を選んでも

毒親はあなたの人生が失敗していると

必ず貶すのではないでしょうか?

親に認めてもらうことは諦めて

別の方法で心を充実させる

という選択肢もあるはずです

親に認めてもらうことに失敗しても

あなたの人生が何かに失敗した訳ではないのです

 

賢い心を持つ人間なら

どうすると思いますか?

「なんでも否定する、そんな人もいるなぁ」

と確認して、それで終わりです

「よし、自分の力で人生を充実させてみよう

毒親に怒ってる時間がもったいない」

それでいいんです

 

愚かな心を持つ人間に打ち勝つには

賢い心を手に入れなければなりません

心の問題に頭で立ち向かっても

どうにもならないんです

「頭では分かっているのに

気にしてしまう、怒ってしまう」

と悩んでいるのは心でしょう?

だから心を鍛えてください

 

心を鍛えるとは

人として成長をしていくことです

人として成長すればするほど

あなたの心はどんどん強くなります

あなたの心が強くなればなるほど

毒親の持つ弱い心のことはどうでもよくなります

弱い心を持つ人間に

あなたの人生が

如何に失敗しているかを力説されても

どうでもいいんです

 

「今日、自分は今から何をすれば

人として成長できるのか」

を、考えて

それにチャレンジしてみてください

そうしているうちに

人生が充実してきて心が明るくなります

気が付いたら

毒親のことなんて頭から消えています

毒親のことが頭から消えてしまえば

あなたの悩みも消えるのではないでしょうか?

 

毒親と戦う、毒親を変える以外にも

あなたの心を賢くするという

解決方法もあるのだと

一つの参考にしてみてください