モラハラ

モラハラをする人が暴言を吐き続ける理由

この記事を読むのに必要な時間は:約 9 分 です

 

みなさんこんにちは

モラハラをする人が飽きること無く、いつまでも侮辱行為や

暴言を吐き続けられることを疑問に感じていませんか?

どこからそんなエネルギーが湧いてくるんだろうと

思う方も多いと思います

このページでは、モラハラをする人が何故、飽きずに

いつまでも他人の悪口を言い続けることができるのかを

考えていきたいと思います

 

目次

脳が悪口に麻薬のように依存している

 

サルの実験

 

サルを使った動物実験の話です

サルに餌を与える方法として、2種類の方法を使うことで

人がどうやってギャンブルに依存をするかということを

調べるために行われた実験です

 

その実験では

サルに餌を与える時に、一方のサルには

スイッチを押せば、餌が確実に出る仕組みの餌やり機を

もう一方のサルには、スイッチを押すと

10回に1回くらいの割合で、餌が出てくる餌やり機を使って

餌を与えた時に、サルにどんな違いが出るのかを調べました

 

結果はどうなったと思いますか?

確実に餌が出る餌やり機を使ったサルは

特に、行動に変化は見られませんでした

しかし、10回に1回くらいの割合で

餌が出る餌やり機を使ったサルは

お腹が減ってもいないのに、餌が出るまで

スイッチを連打するようになってしまったのです

スイッチを押すと、数回に1回くらいで

餌が出ることがとても興奮して、気持ちよくて

スイッチを押すという行為自体を

止められなくなってしまったのです

 

そしてこれが

人間がギャンブルに依存をしてしまう理由だと

考えられるようになりました

 

数回に1回成功する、という行動に

人間は病的に依存をして

ずっと同じことを繰り返すように

なってしまうのです

 

モラハラも依存行為

 

この実験から見られるのは

数回に1回くらいで、報酬を得られる行為を

生物は止められなくなってしまうということです

 

モラハラをする人も、このおサルさんのように

モラハラに依存をしています

 

モラハラというのは基本的に侮辱行為です

周りの人から嫌がられます

でも、数回に1回、ごくまれに

モラハラをする人が言った、他人を汚く例える言葉が

みんなから称賛を受けることってありませんか?

 

モラハラをする人が言った侮辱に対して

「よく言った!」

と賛同する人が現れたり

「確かにそうかも」

と、みんなに認められることって

あると思います

 

その時、モラハラをする人は

悪口を言った自分が

みんなに認められたと感じることで

承認欲求が満たされて、とても興奮し

すごく気持ちよくなります

それが強烈な快楽になって

モラハラをする人は

いつでも他人の悪口を言う人に

なってしまうのです

 

簡単なまとめ

 

10回に1回くらいに、気持ちいい思いができる行動に

生物は依存をしてしまい、いつまでも繰り返すようになります

 

モラハラというのは、10回に1回くらいは

周りから認められるときがあります

それがモラハラをする人にとっては

すごく、気持ちがいいのです

 

するとモラハラをする人は、他人の悪口を言って

認められたときの、あの気持ちよさをもう一度味わいたくて

毎日のように、ずっと、いつまでも

他人の悪口を言い続ける人になります

 

あなたにモラハラをする人は

サルを使った実験の、餌やり機のスイッチをいつまでも

押し続けるようになってしまった、おサルさんと同じなんです

モラハラをする人は、あの時の気持ち良さを

もう一度味わいたいと考えて

懲りずにずっと、モラハラをし続けてしまうのです

 

モラハラをする人は、モラハラに対して

ギャンブル依存のように、依存しているから

ずっと飽きずに悪口を言い続けられるのです

 

何かに依存をしてしまった時の、人間の行動力というのは

凄まじいものがあります

1日中ずっと同じことをしていても

飽きません。ずっと、一生続けてしまいます

 

モラハラをする人も同じです

モラハラが10回に1回くらいは認められてしまう

他人に、自分のモラハラを正義だと認められた瞬間の

あの気持ちよさを味わいたくて、たまらないのです

モラハラを認められた時に分泌される

脳内麻薬に依存をしてしまっているために

ギャンブル中毒の人が、1日中

ギャンブルに飽きることもなく

熱中し続けられるように

モラハラをする人は1日中

悪口に飽きることもなく

熱中し続けられてしまうのです

 

モラハラをする人がずっと

楽しそうに他人の悪口を言っていられるのは

他人への悪口が

10回に1回くらいは認められたときの

気持ちよさに依存していて

脳内麻薬中毒になっているからなんです

 

モラハラを止めさせるということの難しさ

 

モラハラをする人にモラハラを止めさせることは

何かに依存をしてしまっている人から

依存を解くのと同じです

例えばアルコールに

依存をしてしまった人を治療しようとしても

自分からやめられる人は、中々いません

 

隠れてアルコールを飲んだり

我慢できずに衝動的に

お酒を飲んでしまうこともあります

そもそも止めたくないと言い張って

他人の言うことを聞かなくなってしまう人も

大勢居ます

 

モラハラをする人も同じです

隠れてモラハラをしたり

我慢できずに衝動的にモラハラをしたり

そもそも気持ちがいいからやめるつもりがない

そういう人はたくさんいます

 

人生が破滅しても

お酒を飲み続ける人はたくさんいるように

人生が破滅しても、モラハラをし続けるのが

モラハラをする人です

なぜなら、気持ちがいいからです

そして脳が、モラハラの快楽に

依存をしきってしまったからです

 

アルコールに依存している人が身近にいる人に言われるのは

アルコールに依存している人に巻き込まれて

自分の人生を破滅させないように気をつけて下さい

ということです

もし、あなたの身近にモラハラをする人がいるのならば

あなたにとっていちばん大切なことは

モラハラをする人に巻き込まれて

あなたの人生を破滅させてしまわないことです

 

脳が壊れて、ずっとスイッチを押し続けるようになってしまった

動物実験のおサルさんのように

モラハラをする人は、モラハラの脳内麻薬に依存をして

ずっと悪口を言い続ける人になってしまっています

モラハラをする人に

あなたが悪口を言い続けられるのは

モラハラをする人が

悪口を認められた時の脳内麻薬に依存をしているからであって

あなたが劣っているからではありませんよ

という話でした

 

あなたの人生を、まずは大切にしてください