考えよう

なぜモラハラ加害者の笑顔が不気味に感じるのか

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目次

0.1秒の表情の変化を感じ取っているから

 

人間は嘘をつくときに笑顔になります

でも全てを隠せるわけではありません

 

人は嘘をつくとき

0.1秒くらいのわずかな時間に

本当の表情が現れた後に

嘘の表情が作られます

 

例えばあなたに対して

相手がむかつくと感じた瞬間

0.1秒程怒りの表情が現れた後

怒りを隠すための笑顔に表情が変化します

私たちはその0.1秒を感じ取って

「なんかこの人変だな」

と感じているのです

 

私たちは自分で思っているよりも

繊細に物事を見ています

 

例えばの話

 

例えば、あなたがモラハラ加害者と

お昼に何を食べるかを相談しているとします

あなたが

「パスタが食べたいな」

と提案したとしますね

その時モラハラ加害者は

「格下の人間が意見なんか出しやがってむかつく」

とまず最初に考えます

そして怒りを感じた瞬間

怒りの表情が顔に現れます

その後0.1秒くらいで素早く

怒っているのを隠すために笑顔になり

「パスタもいいけど、太るんじゃない?」

と相手の意見を否定します

その時のモラハラ加害者の笑顔が

不気味に感じるのは

笑顔が偽物であることもそうですが

一瞬だけ

あなたが相手の怒りの表情を認識した

ことが理由です

 

他にも

モラハラ加害者がアドバイスと称して

自分に都合のいいことを押し付けてきたとします

あなたが断ると

モラハラ加害者はまず

「むかつくなこいつ」

と考えます。そして

0.1秒ほど怒りの表情が顔に現れます

その後、感情を隠すために

悲しんでいる表情を作り

「お前のためを思って言ってるのに」

とあなたのことを非難し始めます

それが不気味に感じるのも

直前の表情を認識したことが理由です

 

誰にでも共通した性質の話

 

これは人間の動物的な習性の1つです

梅干を見たらよだれが出るレベルでの反射なので

誰にでも当てはまります

 

あなたの無意識には

モラハラ加害者が作っている表情の

直前に現れた0.1秒ほど作られた

本当の表情が見えているんです

その表情が怒りだったら

「この人なんか怖いな」

という感覚になり

嘲りだったら

「なんか見下されている感じだな」

という感覚が生まれます

 

何となく

「嫌だな」とか「変だな」

という雰囲気を感じるのには

きちんとした理由があって

私たちは相手のことを

自分が思っているより

正確に観察できているのですね

 

何となく感じる

「この人嫌だな」

と言う感覚を無視するのは

実は危険なことなんです

 

モラハラ加害者に対して感じる

「なんかこの人嫌だな」

という感覚は、相手の本性を

体が正確に認識して

警告を発してくれているサインですよ