モラハラ

毒親やモラハラ加害者が何故罪悪感を持たないように見えるのか

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毒親やモラハラ加害者(以下モラハラ加害者に統一)って

あなたにひどいことをしていても

全く罪悪感を持っていないように見えますよね

良心の呵責や申し訳ない気持ちなどを

一切持っているようには見えない

平気な顔をしているのって何故なんでしょうね

 

今回は

モラハラ加害者が何故罪悪感を持たずに

平気な顔をしているかを考えたいと思います

 

目次

責任転嫁する生き方

 

モラハラ加害者は責任転嫁をして生きています

さて、責任転嫁とは何でしょうか

 

まずあなたは何かを「失敗した」と思った時

自分を責めますよね

それを「後悔」の感情と言います

 

モラハラ加害者は

あなたとは違う心を持っています

何かに失敗したと思っても後悔をしません

だから自分を責めるということがありません

なのであなたから見て何も反省せずに

平気な顔をしているように見えます

 

しかし、モラハラ加害者もあなたと同じように

何かに対し「失敗した」とは思います

その時、後悔の代わりにしているのが責任転嫁です

失敗したという気持ちが満足するまで

あなたを責めます

 

あなたが何かを失敗したと思ったとき

自分を悪者にして責めてしまい

後悔してしまうという悪い癖を持っているように

モラハラ加害者は何かに失敗したと思ったとき

あなたを悪者にして

いつまでも責めて、恨みに思う悪い癖を持っています

 

何でもあなたの責任

 

モラハラ加害者も

あなたとの人間関係がうまくいっていないことは

分かっています

「うまくいっていない」と思っているから

あなたを悪者にして責めます

今まではあなたが、自分を悪者にすることで

関係が釣り合っていました

あなたが自分を悪者にすることをやめたから

問題が浮上したんです

 

離婚することになったり、別れることになったら

モラハラ加害者はあなたを責めるでしょう

離婚するということは

人間関係が「うまくいっていない」ということは

モラハラ加害者は分かっています

だからその

「うまくいっていない」という気持ちが無くなるまで

あなたを責めるんです

「許しあいの気持ちが足りない」

「仲良くする努力が足りない」などを

あなたとの人間関係が

「うまくいっていない」という気持ちがなくなるまで

言い続けます

何故うまくいっていないのかという原因は

考えません

その代わりに、自分の心の中の

「うまくいっていない」という気持ちが無くなるまで

他人を責め続けます

それが責任転嫁の心です

 

甘えん坊の心

 

責任転嫁をする人の心は甘えん坊なんです

赤ちゃんの心ままです

赤ちゃんは今、目の前にあるおもちゃで遊んでいても

何かが少しでもうまくいかないと

おもちゃを放り出して

おぎゃーと泣いてしまうでしょう

泣いている間は何もしないで

誰かがうまくいかなかったことを解決してくれるまで

ずっと待っています

それが赤ちゃんです

 

モラハラ加害者も同じでしょう

モラハラのごまかしをしていて

ごまかしが「うまくいっていない」と感じたら

急に何もしなくなって、あなたがその

「うまくいっていないこと」を全部解決してくれるまで

文句を言い続けます

「お前が許す気持ちがないからだ」などと文句を言うのは

「モラハラのごまかしがうまくいっていないこと」を

あなたに全部解決してもらおうとしているんですよ

 

モラハラの証拠隠滅がうまくいかなかったら

「何で秘密にしないんだ」とあなたを責めて

あなたに

モラハラの証拠隠滅が「うまくいかなかったこと」を

全部解決してもらおうとします

謝罪がうまくいかなかったら

謝罪することを途中で放り投げて

「お前が許さないのが悪い」と怒って

謝罪が「うまくいっていないこと」を

全部あなたに解決してもらおうとするでしょう

 

モラハラ加害者は大人になった今でも

赤ちゃんの心で動いているんです

 

もうお世話はやめよう

 

もう、赤ちゃんの心のままで生きている大人のことは

放っておきましょう

あなたがモラハラ加害者の持つ赤ちゃんの心を

大人になるまで育ててあげる必要はないんです

モラハラ加害者が

赤ちゃんの心のままで生きていくかどうかは

本人の責任です

 

あなたは賢い大人の心で生きてください

賢い心を持つ人ならばどうすると思いますか

「あぁ、この人は何でも他人のせいにする

赤ちゃんの心のままで生きているんだなぁ」

そう確認して終わりです

 

「さて、今日、自分は今から何をすれば

人として成長できるだろうか」

そう考えて、自分の心を育ててください