モラハラ

モラハラをする人がモラハラを楽しんでしまう脳の仕組み

この記事を読むのに必要な時間は:約 7 分 です

 

このページでは、モラハラをする人がモラハラを止められずに、楽しいものだと判断してしまう脳の仕組みについて考えていきます

目次

罪悪感は蜜の味

 

人間の脳にとって実は、罪悪感は、価値のあるものとして判断されます

例えば、あなたが学生の時に、勉強をしようと思っているのについ、テレビを見てしまったり、漫画を読んでしまったりした経験はありませんか?

その時何故か、普段よりやたらと、テレビや漫画が面白く感じられませんでしたか?

また、勉強をしようと思っている時にする掃除ほど、何故か集中することが出来たという経験はありませんか?

それは脳が、実は罪悪感を感じている時ほど、今、自分がしている行動は価値がある行動なのだと判断をしてしまうからです

 

罪悪感の錯覚

 

また、ダイエットをしているときに食べるケーキほど、普段の何もない時に食べるケーキよりも、何故か美味しく感じます

その時何故か、今、自分がケーキを食べるという行為がとても重要であって今、ケーキを食べないと、何故か自分の人生が不幸になってしまうような気分になりませんか?

それも罪悪感によって、今、ケーキを食べるという行為が自分にとって、とても重要であるという錯覚が生まれるからです

 

モラハラも同じ

 

モラハラも実は同じです

あなたに侮辱行為、暴言行為をする時に、モラハラをする人は罪悪感を感じます

その罪悪感がモラハラをする人にとっては、勉強をする前に掃除をしたくなる感覚や、漫画を読みたくなる感覚のように、今、どうしてもしなければならない行為として感じられています

 

つまりモラハラをする人にとっては、あなたに侮辱行為をすることは、自分の人生にとって今、どうしてもしければならない行為として感じられているのです

だから、あなたが何をしてもモラハラをする人は、無理やり揚げ足を取って、貶し、否定し、あなたを侮辱します

モラハラをする人にとっては、今どうしてもそれをしないと、自分が不幸になってしまうという感覚が生まれているのです

だからあなたが、モラハラをする人に侮辱を止めてもらおうとすると

「俺を不幸にするつもりか!」

と、モラハラをする人はキレます。それは、あなたにモラハラをするという行為が、モラハラをする人にとっては、今、どうしてもしなければならない、とても大切な行為として、感じられているからです

だからモラハラをする人、しつこく、執拗にあなたを付け回して、モラハラを続けるのです

 

まとめ

 

人間の脳は、罪悪感を感じる行為を、楽しいこと、今の自分にとって重要なことだと錯覚します

勉強をしようとした時に無性にスマホが見たくなることや、ダイエットをしている時に限って、どうしてもケーキが食べたくなるのは、罪悪感を感じる行為を、脳が今の自分にとってとても大切な行動だと、錯覚をするからです

モラハラも同じで、モラハラをする人は罪悪感を感じる行動を、今どうしてもしなければならないと感じて、行動をしています

 

だからモラハラをする人、無理にでもあなたの揚げ足を取って、あなたを侮辱するのです

どうしても今、あなたにモラハラをしないと、自分がおかしくなってしまうという感覚に、モラハラをする人は突き動かされています

だから執拗に付きまとってでも、あなたにモラハラをするのです

 

勉強をする前に、どうしてもスマホが見たくなって自分が止められなくなるように、モラハラをする人はあなたに対して、どうしてもモラハラがしたくなって、自分を止められないのです

これは、勉強の前のスマホと違って本人は、意識の上では罪悪感を感じていません

だからモラハラをする人は、あなたにモラハラをすることが自分の人生にとって、とても重要な行為であると本気で思っています

 

なので、あなたが幸せになったり、優秀な行動を取ると、モラハラをする人はものすごく不機嫌になります

あなたが幸せにしている姿を見ると

「俺を不幸にするつもりか?」

と、モラハラをする人は怒りませんか?

 

それはモラハラをする人が、自分の人生の幸せにとってとても重要であると思っている、あなたにモラハラをするという行為が出来なくなると、不安になってしまうからです

だからモラハラをする人は、あなたがどれだけ優秀であっても、あなたを認めずに貶し続けます

 

それだけモラハラをする人にとっては、あなたにモラハラをするという行為が、今の自分の幸せにとって、重要であると考えているのです

だから、あなたがモラハラをする人に、モラハラを止めてもらおうとすると

「俺の幸せを考えろよ!」

と怒ります

それは罪悪感の錯覚によって、モラハラをする人にとってはモラハラが、今すぐ、どうしてもしなければならない、自分が幸せになるために最も重要な行為に感じられているからです

だからそれを止めようとするあなたが、悪者になってしまうのです

だからあなたがどれだけ苦しんでいようとも、モラハラをする人は無理矢理にでも、モラハラを続けます

漫画を読みたくなってしまった人は、今の自分にとっては、漫画を読むことが最重要で、勉強は漫画を読んだ後ですればいいという判断をするように

あなたにモラハラをする人にとっては、あなたにモラハラをすることが今の自分にとっては最重要であり、あなたが苦しんでいるということやその他のことは、後からすればいいという判断で、あなたにモラハラをしているのです